1995-10-13 第134回国会 衆議院 建設委員会 第1号
○上山政府委員 このたび建設政務次官を拝命いたしました上山和人でございます。 力足りませんが、私なりに大臣を補佐する責務を果たすことができますように精いっぱい努力する決意でございますので、委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)
○上山政府委員 このたび建設政務次官を拝命いたしました上山和人でございます。 力足りませんが、私なりに大臣を補佐する責務を果たすことができますように精いっぱい努力する決意でございますので、委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)
○上山政府委員 ただいまお尋ねになりました第一点に関してでありますが、この間の傷痍者保護対策中央委員会の第一回のときにも、早速議論になりました点は、これらの傷痍者は、單に生活保護のようなかつこうで扱うのか、むしろ今のようにいろいろの職場に就職を斡旋いたしまして、生産の方へ向ける考えかどうかという議論がされたわけであります。
○上山政府委員 すでに御承知願つておるかと存じますが、共助会が解散になりまして、今までこれらのやつておりました仕事は國なり公共団体なりでやるということに方針がきまつておるようなわけでございます。それでこれはむしろ厚生省の方が関係が深いかと思いますが、傷痍者を差別的に優遇するということはいけないのであります。
○上山政府委員 海外引揚者の中で、特に傷痍者の職業安定についてどういうことをやつておるかというお尋のでございますが、傷痍者全般の職業安定につきましては、政府といたしましても特に氣をつけておりまして、今年度昭和二十三年度の予算におきましても、この方面の新たな予算を若干計上しておるようなことになつております。
○上山政府委員 御要求になりました數字を申し上げます前に、前の本委員會に缺席していて御質問がありました點を承りましたので、關連いたしますことを若干申し上げたいと思います。 政府の失業對策といたしましては、これは勞働大臣初め他の機會等でもいろいろお答えもいたしているのでありますが、第一の施設といたしましては、公共職業安定所の效率的運營竝びに職業補導施設の擴充強化を意圖しているのであります。
○上山政府委員 かりにあちこち出張作業をするというような場合でございますれば、これは事務所というような、とにかくどこかに本據がありまして、そこが一定しておりますから、もちろんこれは適用を受けるわけであります。
○上山政府委員 お尋ねの點、もしも紹介されましたところで、滿足に通勤してまいりますためには、住所、居所の變更を要する場合は、この二十一條の第二號に書いてございますように、正當な理由で就業を拒むことができる、かようにいたしておるのであります。
○上山政府委員 ただいま三浦委員からお尋ねの點は、むしろ大臣からお答えする方が適當じやないかと思いますので、大臣が來られたときに御質問願いたいと思います。
○上山政府委員 第十六條の公共職業安定所に出頭いたします囘數を、私たちのつもりでは、政令で定めることに考えておるのでありますが、これは原則といたしましては、安定所に週二囘出頭さすことに規定いたしたいと思つておるのであります。
○上山政府委員 お答え申し上げます。
○上山政府委員 ただいま倉石さんからお尋ねの點でございますが、御承知のように工場等でもつております退職金でございますとか解雇手當等は、通例の場合といたしまして、勤續年限等を考えまして、長く勤續した者にはたくさんやるということが相當多いかと思つております。ところがこの失業保險においては、一年間に通算して六箇月以上という條件に適いますれば、一律に同じように失業の場合の保障を受けるわけでございます。
○上山政府委員 保險の給付額といたしましては、標準報酬に比例いたしまして、普通は第十七條に書いてございますように、標準報酬の百分の六十を基準といたしましてきめることになつておりまして、そのときに特に扶養家族の多い者と少い者とによつて區別はしないことになつております。
○上山政府委員 ただいま大臣から失業保險法竝びに手當法の提案理由について御説明いたしたわけでございます。なおそれを補足いたします意味で、保險法、手當法のおもなる條項につきまして御説明をいたしたいと思います。
○上山政府委員 この第二十條の一項に、發生するおそれがあるという言葉が使つてあるのでございまして、おそれがあるということは、こういう場合もおそれがあるじやないかというふうに、ずいぶん廣く解釋されるのではないかと思うのでございます。
○上山政府委員 職員の任用の點でございますが、一方では官吏でさえあれば、全然經驗ない者でもどんどん上の方の地位についてまいるというようなことを制限したいと思いますとともに、必ずしも官吏の經驗がなくても、あるいは産業界の實務におきまして、あるいは勞働組合運動の實務におきまして、客觀的にみまして優にこの仕事をやつていけるというような經驗がございますれば、そういう點も十分尊重した上でこの資格經驗というものを
○上山政府委員 御意見の點、まことにごもつともでありまして、從來の安定所の活動が十二分でない點も非常にあつたのでありますが、ただいまの御意見等十分に尊重いたしまして、この點御希望に副い得ますように努力いたします。
○上山政府委員 これは、私たちの解釋といたしましては、ただいま大臣から答辯がありましたように考えておるのでありまして、大阪と東京というふうにわかれておりまして、全然向うには爭議が起つていけないという場合におきましては、申すまでまなく、かりに東京で爭議が起つておりましても、大阪の方に就職斡旋をしてもよいのではないかと思つております。
○上山政府委員 第三十九條に關してでございますが、これは先般も本委員會で御説明申し上げた點でございます。原則といたしましては、できるだけ通勤地からの募集なり、また通勤地の工場への募集なりを私ども希望しておりまして、今後の工場建設等につきましては、こういう勞働政策の方針を十分頭に入れて、工場立地をやつてもらいたいと考えております。
○上山政府委員 連絡委員は公共職業安定所の補助機關として市町村との運絡にあたりまして、公共職業安定所の仕事を助けてまいるという性質のものでございます。これは官吏でございませず、民間からお願いするものでございまして、身分としては公務員に準ずるというような性質のものでございます。
○上山政府委員 非常に専門的なことは、私不敏でよく存じないのでありまするが、ある程度の手の障害に對しましては、やはり義手等の方法によりまして、相當仕事ができるような研究もできておるように承知しております。なお具體的には十分研究いたしまして、できるだけそういう人も、何かの職業につけてやりたいと思つて努力いたしております。
○上山政府委員 公共職業安定所の數なり位置の點につきましては、失業保險法等の關連もございまして、再檢討はいたしておりますが、大體今までの數で原則としてはやつていきたいと考えております。勞働者供給事業の點につきましても、大體今までの數でやつていけるのではないか。かような見透しをもつております。
○上山政府委員 職業輔導所の豫算といたしましては、先刻もちよつと觸れました公共事業の追加豫算もございますので、關係方面に相談もしなければなりませんが、私たちといたしましては、できるだけ努力いたしまして、最も近い機會にこちらの方の擴充ができますように努力いたしたいと思つております。
○上山政府委員 職業安定法の趣旨なり大體の構想につきましては、ただいま米窪國務大臣から提案理由として御説明いたした通りでございます。なおそれを敷衍いたしまして、おもな事項につきまして御説明いたしたいと思います。
○上山政府委員 職業安定局關係の事柄でございますが、安定所におきますところの職業紹介、指導等が、單なるお座なりと申しますか、數字を合わすようなことでございますので、各人の適性に應じた紹介をしなければならぬということは、御指摘になりました意見と私たち全然同感であります。近く提出の運びになります職業安定法案等におきましても、そういう考え方を示しておるようなわけであります。